クレジットカードは信用そのもの

ちょっとした事故がもとで利用できなくなったクレジットカードが後に、大変な信用の毀損を伴うことになるとはその時は気が付きませんでした。

私が起こしたクレカ事故とは、端的に踏み倒しです。使った代金を払う金がありませんでした。

取り立ても受けたのですが、ないものはどうしようもないので、書店で立ち読みした取り立て対処法みたいな本に書いてあった通り、払う金がないことも払えない立派な理由になるので、その旨をカード会社に明言して、かつ自己破産はする必要はなく、裁判所に行く必要もないという指南に、おおむね従ったのです。

するとカード会社は半ばあきらめ、いわば踏み倒すことに成功しました。

ショッピングもキャッシングも限度いっぱいに浸かってましたので、額としては100万に達していました。

結果として、100万得したという考え方もありますが、それ以上のものを失いました。

信用です。

カードを作った当時、私は従業員数13名に小さな会社の新入社員でした。

それでも毎月の給与所得があるというだけで、ショッピングとキャッシング枠合わせて100万の信用を得られたのですがその後、カードを作ることは困難を極めました。

事故情報が消滅した7年やっと、ショッピング枠のみ30万円のカードを作ることが出来ました。

信用の重みを実感しています。大切に使うつもりです。

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